映像制作のボーダーレスの秘密

岡本 良太
岡本 良太
ご当地情報・西日本編
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最凶心霊スポット『7つの家』は今…(3)

>パート(1)はコチラ<

 

>パート(2)はコチラ<

 

やはり、ここが“7つの家”だったようです。

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前はこんなラクガキあったっけ?

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ホントは中に入りたかったのですが、住居侵入罪で訴えられても困るので、外観の写真のみでご勘弁を。

忘れ去られたスポット?

とにかく辺鄙な、「なぜこんなところに家を?」と思ってしまう場所にある“7つの家”。虫の鳴き声やスズメバチの羽音、そしてたまに動物の鳴き声(?)らしきものが聞こえるぐらいで、人間の発する音はまったく皆無。とても静かです。

雰囲気は相変わらずの、気味悪さ満点

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竹は伸び放題、雑草は茂り放題で、少し観察しにくくなっています。

10年ぐらい前に来た時は、ここまで酷い状態ではなかったように思うのですが。

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場所の名前の通り、ここには7軒の家が建っているはずなのですが、そのほとんどがクズの葉の蔓などに包まれてしまっています。

ここも…

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よく見れば1軒のお家ですね。

入り口らしきところを覗き込んでみると、

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暗くてよくわからないので、ここは明るく撮ってみました。

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壁土は落ちかけて、柱はようやく立っているといった状況。

 

ここへ訪れても、建物の中には絶対に入らないようにした方がいいと思いますよ。床が抜けたり、最悪は家屋ごと倒壊するなどして、とんでもない事故に巻き込まれる可能性があります。

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もう1軒、ここはもう完全に崩壊状態。ここも明るく撮ってみました。

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おおっ、これがたまゆらかっ!?ついに霊的現象を捉えた写真を!?

 

…と、一瞬興奮しましたが、ただレンズが汚れていただけみたいですね。けっこう残念です。

通称『焼けたクルマ』は…

容赦なく襲ってくる蚊の大群を追い払いながら、さらにヤブを潜って奥の方へ。

うっすらと見えてきました。

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焼けたクルマですね。

もう少し近寄って…

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『ボーダーレス・クルマ部』のリーダーにこの写真を見せると、「お、これは前期、A31型のセフィーロですね。」とのお答え…オカルトとか興味ゼロですか(笑)

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この、黒コゲ(?)になった車の正面あたりに、

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火事で焼失したといわれている家の跡が残されています。この家とクルマの火災についても、かつては色々な噂が飛び交っていたものです。

しかし、この黒コゲのA31型セフィーロ。

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本当に気持ち悪いです。

何度も書いているように、僕には霊感なんて全くないつもりなんですが。このクルマだけは、なんというか、近付くのも胸糞悪いというか。

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本当は、礼儀知らずに運転席に座ったり、ダッシュボードをガサツに探ったりしよう…などと考えていたのですが。

実物を前にしてみると、とてもそんな気になれません。それどころか、1分1秒でも早くこの場を立ち去りたい、早くこのクルマから目をそむけたいという、「本能的に感じる危険な香り」みたいなもの?がこみ上げてきます。

 

相変わらず蚊も大群で襲ってくるし、そこら辺にはマムシもウジャウジャいそうだし。スズメバチは常に尾行してくるし…

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7軒の家をすべて見れたわけではないですが…写真を撮りつつ、そろそろ戻ることにしましょう。

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“7つの家”まとめ

・かつての最凶心霊スポット“7つの家”、まだ何軒かは現存している。ただ、もう間もなく消滅する?

夏の盛りに行ったのだから仕方ありませんが(かといって、冬に行くような場所ではないし)雑草が生い茂りすぎて、ほぼジャングルになっています。

引きの、広い画角の写真を撮れるポジションすらない程、周辺はすでに森林の一部になりつつありました。

“7つの家”は、まだ昭和テイストを引きずる時代の思い出とともに、このまま自然に還っていくのが相応しいのではないか?とも思います。

 

・絶対に行くべきではない場所!

心霊やオカルト的なことを抜きにしても、絶対に行くべき場所ではないでしょう。もちろんですが、もしここで何かトラブルに巻き込まれても、ボーダーレスは一切の責任を負いません

本文でも触れたように、すでに道は無くなりかけています。大怪我をしても、誰かが助けに来てくれるような場所でもないですし。

マムシやムカデ、毒蛾などなど…怖い生き物たちの宝庫になっているでしょうし、そして、これからの時期はスズメバチがさらに凶暴になりますし。

特に「夜に肝試し感覚で行こう」なんて、絶対に止めておくべきです!!

 

今回のこの記事を読んで、なんとなく懐かしさを感じたり、行った気分になったりして下されば幸いです。

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もう、再び訪れることはないでしょう、“7つの家”

そこら辺に落ちていた、何が入っていたのか分からない不気味な箱を三脚代わりに記念写真を一枚パチリと撮って、この場を後にしたのでした。

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