映像制作のボーダーレスの秘密

岡本 良太
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『超初心者向け・愛車の美しい撮り方』【第1回】

ただいま東京本社に出張中の、福岡支社所属・“けっこう車好き”の岡本良太です。

車関係のイベントで写真を撮ったりしますが、あのカッコ良さとか迫力とか美しさが全然表現できていない・・・。

新車をFacebookで自慢しようと思って写真を撮ってみたら、「オレの車、ホントはもっとカッコいいのに・・・」とがっかりすることも。自慢の愛車をもっと上手に撮る方法はないのでしょうか?

ボーダーレスで車といえば、もちろんこの人。

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激務の合間を縫ってミニカーで童心に返る、“本気で車を愛しすぎる男”本田副社長(28歳)である。

車をいかにしてカッコよく、美しく、上手く撮るか?これはもう本田さんに聞くしかない。

――本田さん、車の写真の撮り方を教えて下さい!

本田「分かりました!僕はプロのカメラマンではないですが、車を愛する気持ちだけは誰にも負けません。カメラを使った“車愛”の描き方なら教えてあげましょう。」

本田流・車写真の基本

今回は、黙っていても絵になりそうなイタリアの車『フィアット・パンダ』を借りてきました。

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本田さん曰く、車の写真を撮るときの基本は2つ。

① “動き”を出せ

当たり前のことですが、車は“動く”ものなのだから、停まった状態の写真であっても“動いている、走っている”ところをイメージさせる写真を撮るべき、とのこと。

② その車の“ウリ”を強調する

ボディの大きさが特徴のアメ車やVIP系の車ならグラマラスに、車高が低いスポーツタイプなら低さを・・・という風に、その車なりの個性を強調した撮り方を心がけよ、ということだそうです。

本田「車体が少し汚れていますね。もう一つ、付け加えておきましょう…」

③写真を撮る前に必ず洗車をしておく

確かに、人間の写真を撮る時も寝グセ頭じゃいい写真は撮れませんね。今回は時間が無かったのでご容赦下さい・・・。

早速撮影スタート!

では、実際に撮ってみることにしましょう。

――今回はスマホやコンパクトカメラのオート機能でもカッコよく車を撮れるような話をお伺いしたいんですが。

本田「分かりました。では構図に絞って話を進めていきましょう。とりあえず、何も考えずに1枚撮ってみて下さい。」

――はいパチリと。よく見かける車の写真って、だいたいこんな感じでしょうか?

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本田「いいですね。では、低い位置にカメラを構えて下さい。」

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おおお!たしかに、これだけで車がこっちに向かってきてる感じがしますね。

本田「隣の車が車体に映り込んでいますが、①の自動車らしい躍動感は出てますね。」

――たしかに、しゃがんで撮っただけで全然違うイメージになります。

本田「ハンドルを右に切ってホイールを見せるようにすると、もっと躍動感が出ます。」

――では、②の“ウリにしている部分”を撮る、っていうポイントについては?

本田「では、この車を後ろから撮ってみて下さい。」

はい、では適当に1枚パチリと。

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本田「僕が思うパンダの特徴は、全体の可愛らしさと、“Panda”もしくは“FIAT”のエンブレムだと思うんです。なので、お尻の丸みとエンブレムを強調した、こんな感じはどうでしょう。」

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――なるほど。これだと後部の丸みと“Panda”のエンブレムのプレミアム感、そして走り出しそうな奥行きも表現できますね。

本田「個人的にいつも気になっているのは、直立した姿勢のまま撮っている人が多いことです。斜め上から見下ろしたり、真横から見たような写真ばかりになってしまうんです。」

――確かに。FacebookやInstagramなんかにポストされてる車の写真には、そんな感じのものが多い気がします。

本田「ぜひしゃがんだ状態になってカメラを構えてみて下さい。“目を見て話す”じゃないけれど、車のヘッドライトの視線で写真を撮ると、運転席にいる時とは違う、その車が持ってる個性に気付くと思います。」

――こんな感じでしょうか?おぉ、確かにいつもとは違いますね。車がいつも見ている風景って、こういうものだったんですね!

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本田「最近のカメラやスマホは性能がいいので、オートで簡単にキレイな写真が撮れます。だから1~2枚撮っただけで満足というか、納得してしまうと思うんですよね。」

――そうですね、僕もついついそうしてしまいます・・・

本田「でも、『走行中の迫力を出したい』とか、『色っぽく撮りたい』とか、いろいろと考えながら、撮る位置を少しずつ変えたりして、最低10枚は撮ってみて下さい。これまでとは全然違う写真になるはずですよ。」

まとめ

・カメラを低い位置に構えて、奥行きを意識する。
・車の持っている特徴や個性を考えつつ、いろんな角度から撮る。
・1~2枚で満足せず、姿勢や撮影位置を変えつつ何枚も撮る。

本田「あと撮影前の洗車も忘れずに(笑)今回は超・基本中の基本の、“撮影の心構え”を説明しました。次回は、少しロケーションを変えて、実戦的に撮ってみましょう!」

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