映像制作のボーダーレスの秘密

岡本 良太
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『超初心者向け・愛車の美しい撮り方』【第3回】

<第1回はコチラ>
<第2回はコチラ>
 

本田副社長流・車を美しく、カッコよく写真に収めるテクニックの超初心者編第3弾。今回はさらに場所を変えて、広いスペースに車を移動しての撮影方法です。

広い場所での撮影

障害物の少ない、広い駐車場での撮影です。

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後ろに海が控えていて、なかなかのロケーションですね。

本田「おお、いいですね~!広い場所だと・・・

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いろんな角度や、

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いろんな姿勢で・・・

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撮影することができますよね!」

――前回の話ですと、こうやって立ち位置や姿勢を変えつつ、何枚も撮るべきなんですよね?

本田「はい。こういう広い場所だと、望遠レンズを使って遠くから車を撮る、という技もあります。レンズ交換可能なカメラでないと無理なんですが、広いところでないと撮れない写真もありますね。」

空間を空ける

――いいカメラを使わなくても大丈夫な、広い場所ならではのテクニックはありますか?

本田「テクニックというほどのものではないですが、次の2枚の写真の違いってわかりますか?」

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9R7A6171-1-1

――細かい部分の違いは分かるんですが・・・

本田「下の写真は右側が少し空いていませんか?」

――そうですね、写真全体の1/3ぐらい空いていますね。

本田「しかも、前輪の曲がり具合から、車はその空間の方に向かっています。これで、“今からこの車は左折するんだな”というイメージが伝わってきませんか?」

――なるほど。第1回でいうところの“動きのある写真”になりますね。

本田「そうです。どうしても上の写真のように、被写体をど真ん中に据えてしまいがちです。それは決して間違いではないですが、こういう風に空間を空けられるのは、広い場所でないと難しいんです。」

――たしかに、車関係の雑誌なんかではよく見る構図かも?

本田「空間を広く取りすぎると、すごく間が抜けた印象を与えるんですよね。最初はなかなか難しいので、写真全体の1/3ぐらい空けるイメージで撮ってみてください。」

――僕も空間を空けて撮ってみました。どうですか?

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本田「いいと思いますよ。左側と、あと屋根の上から背景の山や街並みが見えて、車が風景の一部になっています。ハンドルも左に切れていて、左折しようとしてる“車の意思”を感じますね。そうそう、空間を空けるといえば・・・」

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本田「空けた空間に、一緒に行った人を立たせるという手もあります。『あぁ、この時はこの人とドライブしたんだっけ・・・』って、いい思い出写真にもなります。」

車体の位置を変える

本田「第1回目から、“自分の姿勢を変えて、いろんな高さ・角度から撮る”という話をしてきましたね。」

――はい。しゃがんだり背伸びしたり、中腰になったりしながら撮ってます!

本田「こういう広い場所だと、車をUターンさせて・・・」

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本田「車自体も動かせる。バックに綺麗な建物があるところとか、お気に入りの場所まで車を移動させられるのも、広いスペースならではですね。」

――車自体のポジションを変えるって、つい忘れがちですね。というか、少し面倒くさい・・・

本田「ダメですよ!悲しい話は避けたいですが、車も人間と同じように、ある日突然に別れの時がやってきます。だから、そばにいてくれる時に最高の写真を、一枚でも多く撮っておくべきなんです。手間を惜しんだらダメです!」

おっしゃることは正しいのですが。この人、車愛が深すぎるよ・・・

まとめ

――3回に分けて“本田流・車の写真の撮り方”について教わってきましたが、いかがでしたか?

本田「全然言い足りてない!というか、本当に基本的なことしか紹介できなくて・・・天気も悪かったですしね。」

――もしも評判が良かったら、中級編・上級編をやろうと編集長に掛け合いますんで。最後に今回の総括を・・・

■愛車の美しい撮り方

・車の特徴や個性を強調した撮り方を心がける。
・前後左右、寄った位置、引いた位置など、いろんな角度・ポジションから撮る。(ヘッドライトの高さ、低い位置からの写真も押さえておく。)
・1~2枚撮っただけで満足せず、何枚も撮る。
・ハンドルを切った状態で停車して、左右どちらかに車が動き出すような写真も。

本田「それと、撮影前に必ず洗車を!一番大切なのは愛です。車愛に満ち溢れた心でファインダーを覗く!これに限ります。」

写真のテクニックやカメラの性能を超えた“車愛”が大切という、本田副社長らしいお言葉で『愛車の美しい撮り方』超・初心者編を締めさせていただきます!

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