映像制作のボーダーレスの秘密

小西 剛生
小西 剛生
ご当地情報・九州編
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博多の『飾り山』・2016

はじめまして。

クリエイティブチームでディレクターをしつつ、『ボーダーレス・ラーメン部』の部長を務めている小西です。

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先日、福岡県へと出張してまいりました。

人生初の福岡上陸、そして初めて本場で豚骨ラーメンを食している僕。

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ちなみにこのお店は、以前に博多のガチラーメン企画で坂井ディレクターが紹介していた『一心亭 本店』というお店です。

と、初の福岡上陸を満喫している僕に、ボーダーレス福岡支社のスタッフがこんなことを言うのでした。

「ちょうど“山笠”の時期ですよ。いいタイミングで来られましたね。」

ヤマカサ?なんですかそれは??

山笠気分を盛り上げる『飾り山』

山笠…正式には『博多祇園山笠(はかた ぎおん やまかさ)』
800年近い歴史を誇る、福岡そして九州を代表するお祭りのひとつ。毎年、7月1日~15日までのおよそ2週間、博多の街は山笠一色に染まるのだそうですよ。

本番の15日には、お神輿を担いだ男たちによる地域対抗レース『追い山(おいやま)』というイベントが行われるそうですが、それに先立ち、『飾り山』と呼ばれるものが、博多の街を華やかに彩るのだそうな。

 

福岡支社スタッフに連れられてJR博多駅へ。

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おおお!デカっ!!

コレが飾り山ですか!?

『飾り山』の見どころ

博多駅の飾り山。あらためて…

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大きいですし、そしてとっても美しい!

高さはおよそ10メートルもあるのだそうですよ。

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明治時代頃までは、この巨大なお神輿を担いで街を練り歩いていたそうです。

細工がとても美しいです。布生地はすべてが豪華な博多織。

ついつい近付いて見てしまいたくなります。

 

そして、すべての飾り山にはオモテウラがあり…

博多のど真ん中にある『櫛田神社(くしだじんじゃ)』の方角を向いている面がオモテ(表)

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表には故事などをモチーフにした、勇猛で果敢な武士の姿などが描かれることが多く、そして裏側…裏とは呼ばずに『見送り』というそうですが、

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この博多駅の飾り山では、漫才コンビ“博多華丸・大吉”さんの姿。

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見送りには博多っ子の洒落っ気が活かされたテーマが選ばれるそうです。

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真田幸村と華丸・大吉さん…イキな組み合わせです。

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福岡といえば博多人形。人形師さんたちの職人技が細部にまで行き届いていますよね。

博多の夜を美しく彩る飾り山…とってもステキな風習です。

 

ちなみに・・・飾り山は、およそ10メートル離れた場所から見るべきものなんだそうですよ。

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この距離から見た姿がいちばん美しくなるように作ってあるとのこと。これ、地元の人にもあまり知られていない山笠ウンチクだそうですから、県外の方、飾り山を見るときに知ったかぶりしてください。

昼間の飾り山

「夜に輝く飾り山、とってもキレイですね。」と言うと、福岡支社のスタッフは、「いやいや、昼間のヤマもヨカですよ。」と、写真を見せてくださいました。

西鉄電車の天神駅にも近い、渡辺通りというところにある飾り山だそうです。

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たしかに、昼はその壮大さが目を引きますね。

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表は『決闘巌流島』という題で、武蔵と小次郎を中心とした人物の姿が描かれています。

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そして、見送りは・・・

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『愛と勇気のアンパンマン』。かわいい!

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たしかにシャレっ気たっぷりですけれど、こちらも人形師さんたちの職人魂が細部にまで行き届いています。

本気の遊び心というのでしょうか?ふざけているようでも、一切の手抜きは見つかりません。

残念ながら今日まで

こんな飾り山が、福岡市内に13ヶ所(例年は14ヶ所だそうです)設置される『博多祇園山笠』は、毎年7月1日から15日までの期間のお祭り…つまり今日まででお仕舞いなんだそうです。

正確には今朝で終わってしまっているとのこと。残念!

 

ですが、キャナルシティや博多駅からもそう遠くはない櫛田(くしだ)神社は、お祭り期間後も常設されるそうなので、福岡・博多を訪れた方は、お参りを兼ねてぜひご覧いただきたいです。

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ちなみに福岡では、「山笠が終わると(梅雨が明けて)本格的な夏がやってくる」とも言われているそうですよ。庶民の生活に根ざした神事ということなのでしょうね。

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