映像制作のボーダーレスの秘密

永田 佳大
永田 佳大
ボーダーレスの1日
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読書の秋に。ボーダーたちのオススメ本(後編)

>前編はコチラ<

 

読書の秋なので、ボーダーレススタッフたちにオススメ本を紹介してもらっているのですが…

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同期の坂井さんです。

―― 秋の夜長に読みたいオススメ本を紹介してもらおうと。

坂井「うん?そうね、そうですね…

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『君自身の哲学へ』など、いかがでしょう?小林康夫・著です。」

―― 哲学書かぁ。いかにも君が選びそうな本だよ(笑)

坂井「今年の春ごろに出た本でして。哲学書といっても、文章はそこまで固くはないですよ。」

―― 読みやすいというか。

坂井「そうですね、スッと感覚的に読める。でも、内容は深いです。」

―― 秋に読むべき本なのか?(笑)

坂井「秋にこそ読むべきですよ!我々がいったい何者であるか?について思いを巡らせる季節、それが“秋”です!」

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坂井「この、閉塞しきった世の中でもがき苦しんでいる、傷を負った戦士たちに読んでもらいたいですね。」

―― な、なんだかよく分からない迫力出してるけど(笑)他にも、何か小説なども…

坂井「では…こちらはかなり古い小説ですが、

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『靴の話/眼』などは?小島信夫さんの短編集。最近文庫化されたので。」

―― 短編集だと読みやすいですよね。

坂井「この方の文章って、ちょっと不思議なんですよね。一定のリズムが保たれていないというか、変拍子の連続、という感じ。」

―― それで?

坂井「それでいて、深くて、エグい内容もサラっと書き流してあって。プログレッシヴ・ロック=プログレの世界ですよね。」

―― 芥川賞作家だし、一度読まなきゃとは思っていたのですが。

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坂井「そんなに構えなくても楽しめる本ですよ。これこそ、秋の夜長にふさわしい一冊であると、自信を持ってオススメします!」

―― なんだかコエェよ、坂井さん(笑)

 

吉川友加里さんは?

いかにも彼らしい、ちょっと堅苦しい本紹介になってしまった…

と、そこに、プロデュースチームで女優で声優でナレーターの吉川さん!

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吉川「はいはーい!どうされました?」

―― 秋の夜長にオススメ本などあれば…

吉川「どんな感じの…?」

―― 何でも結構ですよ!ちょっと軽めのものがいいかな?

吉川「では…

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『夜空と星の物語』なんていかがです?ちょっと反則かな?(笑)」

―― いえいえ、目先が変わってちょうどいいですよ!女の子っぽいし。

吉川「本というよりも写真集っぽいのですが。」

―― どういったところがオススメポイントですか?

吉川「写真がとにかく素晴らしいです!それに、星座にまつわるストーリーも多く書かれていて、夜空に詳しくなれますよ!

―― 眺めているうちに詳しくなれる?

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吉川「はい!これからの時期は夜空がキレイに見えるので。予習できますよ。」

―― プレゼントにも良さそうですね。

吉川「そうですね、家族みんなで読める本ですよ。星空大好き吉川のオススメです!!」

―― 他にも何かオススメは?

吉川「意外と、っていったら申し訳ないのですが(笑)」

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『TOUCH タッチ』。ノベライズです。」

―― 『24-TWENTY FOUR-』のキーファー・サザーランドが主演しているドラマですよね。

吉川「はい。それの小説版です。軽い気持ちで読み始めたのですが、ハマっちゃいまして(笑)」

―― どんなところが面白かったですか?

吉川「ちょっとしたことで繋がれたり離れたり…っていう、人間模様の描写が鋭いですよ。あと…」

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吉川「中田さんも小野不由美さんの作品を紹介されたということで、少し気が引けるのですが(笑)」

―― 『十二国記』!あまりにも壮大すぎる…

吉川「はい。アニメ、ゲーム、そして舞台化と、さまざま形で取り扱われてきた名作です!」

―― たしかに、秋の夜長にしか読破できない長編かも?

吉川「実はかなり深い小説なんですよね。大人になってから読み返してみると、新しい発見があったり。」

―― なるほど。では、最後にサービスカットを。ここをこうして、こんな感じで…

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吉川「これのどこがサービスに!?しかも、読書にぜんぜん関係ないじゃないですか(笑)」

 

金澤航輔さんのオススメは?

最後にもう一人、

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―― ディレクターの金澤さん!

金澤「はいはーい!」

―― 読書の秋、ということで、秋の夜長にオススメ本を尋ねて回っているのですが。

金澤「いよいよ僕もこのコーナーに登場ですね(笑)自分がオススメするのは…」

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―― あの名作アニメのノベライズですか。

金澤「はい。新海誠監督の短編連作アニメの小説版です。」

―― アニメは世界中で評価されているけど、小説版は面白い?

金澤「アニメ版では描ききれていないであろう部分が、この小説版ではクッキリと描かれています。」

―― じゃあ、アニメを観た人も楽しめますか?

金澤「個人的には、アニメを観て、そしてこの小説を読んで、さらにもう一度アニメを観てもらいたいですね。」

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金澤「惹かれあう幼なじみ同士の遠距離恋愛、やがて心の距離も…切ないですよ。」

―― あまり普段の金澤さんからは想像できませんね、“切ない”なんて。

金澤「えーっ!何を言うてるんですか!?週に5~6回は切ないですよ!!」

―― 意味が分からないので、他にも何かオススメがあれば。

金澤「そうですね、もう一つノベライズ物を。少し古めですが…」

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金澤「東京少年です。堀北真希さんが好きで好きで…」

―― ネタバレは良くないので、詳しい内容は伏せますが。切ない映画でしたよね。

金澤「切ないんですよ!決して実るはずのない恋を…切な過ぎます!!

―― そういえば、堀北真希さんって、山本耕史さんと電撃結婚されましたね。

金澤「そうなんですよぉ!!それが一番、切ないです…」

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機会があれば、また続きを…

最後のほうはグタグタになってしまいましたけれど。

今回は前・後編2回分ということで、6人分しか紹介できませんでしたが、他にも何人か、ボーダーレスの仲間たちからオススメ本を伺っておりますので。

機会があればまたここで紹介させてもらまいますね!読書の秋、楽しんでいきましょう!!

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