映像制作のボーダーレスの秘密

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またまた旧車ミーティングにおじゃま!【後編】

>【前編】はこちら<

でも、旧車オーナーの皆さんって、とっても優しいんです。

「クルマ大好きなんです!でも旧車のことはあまり知らなくて…なので、イチからいろいろと教えてください!!」という姿勢で、

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たぶん、マニアからすれば旧車の基本中の基本の、アホ丸出しな質問ばかりしたと思うのですが、イヤな顔ひとつせず、イチから丁寧に教えてくださいます。

ボーダーレス・クルマ部部長がいつも言ってる、「クルマ好きに悪い人はいない!」という言葉を再認識。近所でこのような旧車イベントやミーティングが開催されたら、皆さん気軽に参加OKですよ!身構えなくても大丈夫だと思います。

こちらも前回紹介した、

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いすゞ117クーペ。まるでヨーロッパの車と見紛うエレガントさ。72年式だそうです。昭和47年生まれ。今年で45歳か…

車って長持ちするものなんですね。昔の車が頑丈だったのでしょうか?それとも、オーナーさんの熱い熱い“クルマ愛”の賜物なのでしょうか??

ダイハツ・オート三輪

昭和が舞台の映画やドラマではおなじみなのですが、現実の世界で実物を目にするのは初めてです、じつは。前から一度見てみたいと思っていました、

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オート三輪。三輪のトラックです。

当時(戦後から1960年ごろまで)は数多くのメーカーが三輪のトラックを製造・販売していたそうです。こちらはマツダとシェアトップの座を争っていたというダイハツ製。

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見てみたいというだけじゃなく、いろいろ知りたいこともあったんですよ。『三輪であるメリットは?』とか、『転倒したりしないの?』とか。

メリットとしては、『トラックとは思えないほど小回りが利く』、これはなんとなく分かる気がします。あと、三輪のほうが『ぬかるみ、泥道でもスタックしにくい』んだそうですよ。未舗装の道が多かったはずの、当時の道路事情にはピッタリだったんでしょうね。

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で、タイヤは3つしかないし、走行中に転倒したりしないのか?というと、「スピードを出した状態で急ハンドルを切れば簡単に車体がひっくり返るだろうが、そもそもそんなにスピードが出ない」んだそうですよ。微笑ましすぎる!!

ただ、前輪が受ける衝撃がモロに運転席に伝わってくるそうで、乗り心地は最悪なのだとか。

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荷台には、これまた映画『三丁目の夕日』や『稲村ジェーン』等でもおなじみ、いかにも昭和なダイハツ・ミゼットが。親亀・小亀でゴキゲンさんな雰囲気。

ちなみに、昔のダイハツ車のエンブレムは大阪城を模したもの。

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分かりにくくてすみません!が、この三輪トラックの先っちょには、この大阪城エンブレムが付いています。

『ダイハツ工業』の本社は大阪の池田市という所。社名は“大阪にある発動機(エンジンの事です)メーカー”から来ているのだそうな…勉強になりました!!

軽自動車たちも存在感バツグン!!

軽自動車もたくさん集まっていました。

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ダイハツ・フェローMAXという車だそうです。やつれた感じがいいですね、年輪重ねてます。珍しいものなのでしょうか?もちろん僕は初めて見ました。

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おしりが可愛いんですよね。もちろん360cc。

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そしてこちらは、軽バンの代表格のひとつ、スバル・サンバー。46年式だそうです。おおかた50年前の車。もちろん360cc。商用バンだし、ボディに浮かぶサビは働き者の証か。丸目がカワイイ!!

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スバルはもう軽四作ってないので、現行のはダイハツのOEM。歴史の長いサンバーシリーズも、もしかしたら近い将来、なくなってしまうかも…少し寂しいような気もします。

 

そして、居並ぶヴィンテージ軽四の中で、ひときわ目を引く

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三菱・ミニカ ダンガン

ダイハツ・ミラTR-XXや、以前に『街で見かけたカッコいいクルマ』で紹介されてるスズキ・アルトワークスらと並んで、軽四なのにバカッ速マシンだったホットハッチ。

しかもこのダンガン、

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イタいおめかしを施されているではないか!?しかもしかも、アニメ『ガールズ&パンツァー』の知波単学園とは…三菱つながり??

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撮影OK!という、溢れるサービス精神。

日本が世界に誇る自動車文化“軽四”と、これまた世界的に評価されつつある“痛車”、そこに“旧車”まで乗っかっているという奇跡の三重奏。

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以前はよく、「男子たるもの、一生に一度ぐらいは“ターボ車”のオーナーになってみたいものよ」などと考えていたんですよ。でも、今の生活にはそんなにスピードの出る車は必要ないし、ガソリン代も余計にかかるだろうし…

しかし、「軽のターボ車ならリアリティあるかも!?」と、忘れかけていた夢を思い出させてくれる一台なのでした。

これは!まさかの!?

これだけの役者が揃うと、

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目移りしちゃうんですよね。どれもこれもカッコいいし…

こちら、そういえばあまり街中で見掛けなくなってますね、

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トヨタ・MR2。男子たるもの、リトラのクルマにも憧れねば!!

そしてこちら…何度かこの『ボーダーレスの秘密』のクルマ記事にも登場しているはずなんですが、やっぱり載せたくなります、

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ダットサン・フェアレディ。アンドリュースかヘプバーンか?本当に美しいクルマだと思います。“カッコいい!”という言葉よりも、

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芸術品みたい。とくにこの縦並びのテールランプなんて。

 

場内にはまだまだたくさんカッコいい車が並んでいるのですが、時間ももうあまりないし、じゃあ最後にもう一台だけ、フェアレディつながりで。

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あちら、いいですねー。S30ってヤツでしょうか?フェアレディZ。旧車イベント・ミーティングに必要不可欠な一台…って!?あの色、あのスタイル、

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もしかしてコレ、『湾岸ミッドナイト』に出てくる“悪魔のZ”か!?

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“ミッドナイト・ブルー”が、一体どんな青色なのか分からないのですが。

マンガは白黒だし、でもアニメやゲーム・実写版ではこんな色だったような??いや、深夜の高速道路が舞台だけに、こんな晴天の下では判別が難しい…

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リアもたしかこんな感じだったような?

いやいや、“湾岸ミッドナイト・悪魔のZ仕様”なのかどうかを一旦置いておいても、このZは美しくて、そしてかっこいい!!

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アメリカを中心に世界中の若者を虜にし、あのカルロス・ゴーンも愛車にしていたといわれるフェアレディZ。実物を前にすると、このクルマが纏う、数々の伝説にも納得がいくのでした。

知識ゼロでも楽しめます、旧車ミーティング

「旧車についてはぜんぜん知らないんです、でもクルマ大好きなんです!」という僕でも、心の底から楽しめました!旧車ミーティング。

車だけじゃなく、人もいいんですよね。皆さんとても優しいんですよ、ホント。いろいろと教えてくださるし、サービス精神も旺盛な方が多くて。

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入場無料でしたし、自動車には関係ないフリマやB級グルメの屋台なんかもたくさん出てましたし。クルマ好きでなくても楽しめるかも?小さいお子さんたちはみんな大ハシャギしてました。

これから秋にかけてが旧車ミーティングのベストシーズンでもあるそうですよ。全国各地、いたるところで開催が予定されているみたいなんで、ツイッターや“みんカラ”などで情報を集めて、秋の行楽を兼ねて旧車ウオッチング、いかがですか??

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