映像制作のボーダーレスの秘密

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超名作マンガ『あしたのジョー』の故郷は今(前編)

東京近郊のオススメスポットを、ぶらりと紹介するすることになったのですが、さて、どこにしましょうか??

…と、いろいろと考えていたら、ある方から『あしたのジョーの聖地巡礼はいかが?』とオススメされました。

なんでも、昭和40年代前後という、今の日本でも特に人口の多い世代の男性なら、まず間違いなく100%近くの割合で読んだことのあるマンガじゃないか?といわれているぐらい、超有名な作品なんだとか…

 

もちろん僕も名前や存在は知っております。でも、世代的にも、そんなに詳しく読み込んだことはありません。さっそくチェック。

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改めて、全20巻をネットカフェで読みましたが…やはり名作です。

『弱虫ペダル』のような、熱血スポーツバトル漫画の源流を見た思いです。ちなみにアニメ版も面白いそうなので、今度借りてみようと思いました。

 

JR南千住駅から

『あしたのジョー』のファーストシーンの舞台となっているのが、JR常磐線『南千住駅』周辺。

 

以前、この『ボーダーレスの秘密』で、『東京で一泊2000円台!?旧・山谷地区の激安旅館に泊まってきました』という企画をやっていましたが、ちょうどあの辺り、以前は“山谷”と呼ばれていたところに、主人公のジョーがフラリと立ち寄ったところから物語が始まります。

 

駅を降りてすぐ前のロータリーに立っている、

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松尾芭蕉さん。前にも紹介されていましたけれど、ここは『奥の細道(おくのほそ道)』の出発地点でもあるそうです。

 

駅を出て、線路沿いに西の方に向かうと、

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線路を越える陸橋が、

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どうですか?

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陸橋の上から見える景色…

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すでに、『あしたのジョー』の世界が広がってきてる感じがしませんか?

 

泪橋に立つ

以前はこの陸橋からも、ジョーと子供たち、そして紀ちゃんと歩いた、ガスタンクや石油コンビナート群もよく見えたそうですが、さすがに高い建物が増えて、今は少し厳しいようです。

 

この陸橋を渡り、少し歩くと、そう!いよいよ…

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ジョーと丹下段平が「逆に渡ろう」と約束し合った『泪橋』の文字!

 

ですが、

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この、現在『泪橋』と呼ばれているところには、橋はもちろん、川さえ流れていません。大きな交差点になっています。

 

かつてはこの辺りに思川と呼ばれる、『石神井用水(しゃくじようすい)』の一部の、主に農業用の用水路があり、そこには『泪橋』という名前の橋が実在したそうです。(泪橋と呼ばれる橋は、都内に数か所あったともいわれています)

今は埋め立てられてしまったそうです。少し残念ですが、この交差点の近くには、

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こんな感じの、パンチパーマー御用達の理髪店などもあって、下町の佇まいはバッチリと残っています。

 

いよいよ、ジョーの姿が!?

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ここで、突然の大雨に祟られました。先を急ぎましょう!

この近くに、『あしたのジョーの故郷』として有名な商店街があるそうな…と思っていたら!

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おおお!あれはっ!!

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ジョー!会いたかったぞ、ジョーよ~!!

 

しかし…ん~!?でも…

お前、本当にあの矢吹丈なのか!?

 

(つづく)

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