映像制作のボーダーレスの秘密

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ベトナム支社の秘密
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ベトナムの庶民の味!?“雷魚”を食べました【前編】

いよいよベトナム出張最終日。

ダナンのステキな街並み。そしてベトナムの人たちの親切さ、優しさ。

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そしてそして、先日も書いた通り、ベトナム料理の美味しいことよ!

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現地スタッフ、ハイくんのキラキラと輝く優しい笑顔。

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そして、中村“ジーコ”浩二ディレクターの、爽やかさをキレイサッパリとどこかに置き忘れてきてしまっている、小憎らしさ満点かつ雑すぎる笑い顔。

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彼らのおかげで、異国の地でも不自由ひとつない、楽しい日々を過ごすことができました。心残りはない。思い残すことはないはず…

ですが。“ボーダーレス釣り部”の一員として、これだけは体験しておきたいことが一点だけあったのでした。

それは、『せっかくベトナムに来たのだから、ライギョを食べておきたい!』

ライギョとは!?

いちおう念のため、

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これが雷魚。ライギョです。日本ではルアーフィッシングのターゲットととして、そこそこ有名な存在。

池や沼などに生息している大型の淡水魚で、昔は日本でも普通に食べていたそうなんですが、現在はほぼ“キャッチ・アンド・リリース”が基本。

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近年は個体数が激減していますし、そして、何よりも寄生虫の問題もあったりするので、今の日本では、まず口にすることのない魚なのですが。

ベトナムでは、レストランで普通に食べることができるらしいじゃないですか?

超ディープな地元のお店へ…

向井社長、ジーコくん、ハイくんに僕というメンツ。

タクシーの運転手さんに、ジーコくんとハイくんがベトナム語で何やら行き先を指示し、いざダナンの街へ。

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「ベトナムの第一印象って何?」と尋ねられると、訪れた人のうちの多くが『バイク』と答えるはずです。

街中がとにかくオートバイの大洪水。朝の通勤ラッシュ時などは、鈴鹿8耐のスタート直後かと思うぐらいです。最初はビックリしたけれど、帰る直前には見慣れたというか、逆に恋しくなったりするから不思議。

 

これが最後か、寂しいなぁと街を走るバイクを目に焼き付けていると、タクシーは怪しげ?というか、人通りのあまり多くない方角へ。

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なんとなく気配で分かります。ダナンの、いわゆるダウンタウンなのでしょう。

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着いたのがこのお店。プレハブをぶった切って半分だけにしたような、屋台が少しバージョンアップしたような造り。ズバリいい雰囲気!

いかにも地元の人達が利用してそうなお店。外国人は僕たちだけです。

せっかくベトナムに来たのだから、こんな感じの、ローカル色いっぱいの地元のお店にも行っておきたいですよね。

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前回のシーフード編でも書きましたが、日本人の僕らがこういうお店に遠慮なく入って行けるのも、ジーコくんとハイくんが居ればこそ。感謝です。

 

テーブルに灰皿などはありません。床にポイポイ捨てる方式。

タバコの吸殻だけではありません。ところどころに、

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これはたぶん、タニシの殻でしょうか。こんなものまでポイポイと床に捨てるのが地元のルールみたいです。

店内の壁には、いたるところにヤモリがペタペタと。

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僕は爬虫類も大・大・大好きで、ゲッコー関係ももちろん大歓迎。なので、ついついジロジロと見てしまう…日本のヤモリとサイズ自体はそう変わりませんが、腕やシッポがちょっと太い感じがします。マッチョな感じ。

 

タバコの吸殻や食べカスを床にポイポイ捨てて、壁にはヤモリや見たことない虫たちがチョロチョロしてて…そんな風景を見て「わっ!ベトナムって不潔だな!!」なんて思う人もいるかも知れません。

でも、僕は、それはちょっと違うような気もしたんですよね。

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というのも、僕が子供の頃の日本の下町って、まだギリギリこんな雰囲気でしたから。つい30年ぐらい前の話ですよ。

ベトナムのダナンも、10年後には別の景色になっているでしょう。今がまさに“高度経済成長”の真っ只なのでしょう。街全体に“伸びしろ”を感じるのです。

ちょうどこのタイミングで、ベトナムのダナンに支社が出来たことを、少しだけ誇りに感じたりもしたのでした。

やっぱり美味しいベトナム料理

ジーコくんとハイくんが、メニューをみながらアレコレ注文してくれています。

待っている間、僕らは、

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この、巨大な円盤状ものをパキパキと割ってツマミつつビールを。

うっすらと塩味にゴマの風味、そしてパリパリ食感も、ちょうどゴマせんべいのようでした。ベトナムの飲み屋さんでは普通のメニューだそう。

付き出しみたいな感じか?ビールによく合います。

 

で、最初に運ばれてきたこの料理、謎の野菜炒め?

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油っこそうなルックスに反して、とてもアッサリさっぱりしています。

次に運ばれてきたのが、

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お肉を炒めたものか?焼き鳥っぽい?

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肉だけアップに。ホント、タレ焼きのササミみたいですが、これは何?

ジーコくん「あ、それはです。カエルの肉

えーっ!?カ、カエル!?・・・ってビックリすればよかったんやろうけど。ゴメン、俺の育った街には中華街があったから、これまでに何回もカエル食べたことあるねんな。

でも、日本で食べたカエルと違って、ベトナムのはプリプリしているというかジューシーというか。こっちのカエルのほうが断然美味しい

カエルの種類が違うのでしょうか?それとも新鮮なのかな?

 

『獲れたて新鮮なカエル』って、なんだかイヤだけど。

(つづく)

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