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山笠シーズンの博多を彩る『飾り山』(1)

仕事で福岡→大阪→東京→また福岡、と反復横跳びをしているうちに、気がつけばもう7月ではないですか!?

 

ようやく一段落して福岡に帰ってきて…

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ふと目をやったビルの壁にこんなポスターが。

何気なく入ったラーメン屋さんにも、

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おお~、もうそんな時期ですか!『博多祇園山笠』ですね。九州を代表するお祭りの一つです。

 

7月に入ると博多~天神周辺がソワソワしだします。本番の『追い山』は7月15日ですから、たった2週間ぐらいのことなんですが、

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こんな法被を着た方が街をウロウロし始めたり、

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夜の街に提灯が灯ったり…

そして何より、僕たちの目を引かずにおかないのが『飾り山』の存在!

山笠とは?そして『飾り山』って?

博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)とは、簡単に言うと「櫛田神社」のお祭りです。800年近い歴史を誇る、無病息災をお祈りする神事。7月15日に行われる『追い山(おいやま)』では、『舁き山(かきやま)』と呼ばれるお神輿が櫛田神社~博多区内を猛スピードで駆け抜けて迫力満点!

 

ちなみにこれは、博多区内を7つに分けた『流(ながれ)』の、いわゆる“チーム対抗戦”です。舁き山を担いだ男たちが、自分の住んでいる地区の名誉を賭けて、およそ5キロの道のりを全力疾走しタイムを競います。

 

で、その『追い山』に向けて、博多の街ではさまざまなイベントが開催されるのですが、その一つが『飾り山(かざりやま)』。博多人形師たちが腕によりをかけた豪華絢爛な巨大お神輿が、福岡市内14ヶ所に飾り付けられます。

博多リバレインの飾り山

地下鉄の『中洲川端駅』を降りて地上に出ると、

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ショッピングモール『博多リバレイン』前にドドンと!

前に立ってる人と比べてみてください。だいたい10メートルぐらいの高さがあるのが分かっていただけると思います。

 

近寄ってみると、

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きらびやかで豪華絢爛!

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今年のリバレインの飾り山は『連獅子』がテーマみたい。それぞれの飾り山に、毎年飾り付けのテーマが設けられているのも大きな特徴です。

そして、この飾り山の裏側に回ると、

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おめでたい『七福神』が!表と裏で飾り付けが全く違うのも楽しみのひとつ。ちなみに裏側のことを“見送り”と呼ぶそうです。

表はだいたい歴史上の人物や、歴史的な出来事がテーマになることが多く、見送りの方は自由で楽しいものが飾り付けられています。

川端商店街へ!

リバレインのすぐそばにあるのが、

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『川端商店街』。博多地区を代表する商店街のひとつです。

 

商店街に入ると…

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いきなりドーンと飾り山!しかもドラえもんですか!?

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博多人形を作っている人形師さんの手による、まさに究極の一点モノ!

ちなみに、ドラえもんは見送り(裏側)。正面は…

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『真田十勇士』でした。

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いやもうホント、間近で肉眼でみてもらいたい!めちゃめちゃ美麗ですから。

 

で、さらに川端商店街をキャナルシティの方向へ歩いていくと…

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『正調博多節』と書いてありますね。出で立ちを見ると、どうやら芸者さんみたいです。

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今回見た『飾り山』の中では、個人的に一番美しいと思いましたね。ほんと、近くでじっくりと観てもらいたいです。細部にまで人形師さんのコダワリが行き届いてます…2週間ぐらいしか飾らないものなのに!!

ちょっと休憩はコチラ!

『飾り山』は10メートルを超えるものばかりなので、見上げて感心しているうちに、ちょっとだけ疲れた?

 

飾り山の前には、たいてい

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こんな感じでベンチが据え付けられていて、ゆっくりと腰を下ろして眺めることができるのですが…

せっかく川端商店街に来ているのだから、こんなところで一息入れちゃうのはどうでしょう??

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名物『川端ぜんざい』です!!

 

その(2)につづく

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