先日は有明海の珍インスタント『むつごろうラーメン』を紹介しましたが。 あれ、実は単なる前振りといいますか。
2016/01/04(月)
“日本最古”と言われている神社(その1)
明けましておめでとうございます。
今年もこの『ボーダーレスの秘密』では、あまり日常生活には深い影響を与えないような、か細く、そしてマイルドな情報をお届けしていきますので、お気軽にイイネ!やシェアなどしてくだされば嬉しく思います。
新年一発目は、正月らしく“日本最古の神社”をご紹介。
福岡県にある『大己貴(おおなむち)神社』です。
諸説ありますが・・・
この“日本最古”という肩書きを持つ神社、じつは日本各地に存在しています。
有名なのは、奈良県にある『大神(おおみわ)神社』でしょうか。
あと、最古の大社建造物が残る、島根県の『神魂(かもす)神社』などもそう呼ばれることがあります。
今回紹介する『大己貴神社』には、歴史ロマンの但し書き付き。
「もし、邪馬台国九州説が正しければ、この大己貴神社が最も古い神社なのでは…?」
と、そう言われている神社なのです。
甘木・朝倉方面へ…
福岡市内から車で1時間半ほど南へ…
朝倉市へ。
“卑弥呼の里”と書かれています。看板はちょっと古ぼけていますが(笑)。
2006年に朝倉町、甘木市、杷木町が合併して朝倉市となったそうです。
国道からすこし外れると…
眼前に広がる田園風景!
郊外、というか、福岡市内に住んでいる感覚からすれば、かなりの田舎(!?)のように感じるところでもありますが…
大通りから、かなり入り組んだ細い道を車で走っていくと、
見えてきました!
どうやらここが、最古の神社と言われている『大己貴神社』のようです。
不思議な神額
“日本最古”にふさわしい、もっと大きな神社かと思っていたのですが、
住宅の間にポツンと建っている、小ぢんまりとした神社です。
正直言って、どこの街にでも普通にありそうな感じ?
正面から鳥居を。
多くの神社でよく見かける、明神型のものに見えます。
ですが。
よく見ていただくと…
この型の鳥居には付き物の台石や亀腹がありません。見かけないことはないですが、転びのある柱にこれらのものがないのは、ちょっと珍しい?
そして、さらにもっと不思議なのは、
神額の『大神大明神』の文字。
何度も書いていますが、
ここは『大己貴神社』です。
奈良県にある、こちらも最古の神社説が根強い『大神神社』とこの『大己貴神社』、何か関係があるのでしょうか?
(つづく)