映像制作のボーダーレスの秘密

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広島にある『福山自動車時計博物館』に行ってきました!(2)

>パート(1)はこちら<

 

現在の『フェアレディZ』の直系ではありませんが、

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スタイリッシュな雰囲気、これぞまさに源流であると再確認。

こちらはもっと遡って、現在の日産車の源流ともいうべき、

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『ダットサン フェートン』。1935年式。

ちなみに“フェートン”とは、「4人乗りの幌つきオープンカー」のことなんだそうです…知りませんでした!!

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うーん、カワイイですね!

グリルがハートの形をしているので“ハート型フェートン”と呼ばれているそうな。

この『福山自動車時計博物館』は、パート(1)でも書いたとおり、

“のれ!みれ!さわれ!写真撮れ!”がモットーの博物館。

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この“ハートのフェートン”に乗ってみたんですが…

とにかく狭いです!!

とっても窮屈で、快適なドライビング空間とはいえません。

よく、『ボーダーレス・クルマ部』で、お酒を飲みながら「日本車にFRが少なくなった!」っていうような話になるのですが。

車内スペースの確保は、エンジニアさん達にとって長年の悲願だったのではないか?と、そんなことを考えさせられました。

 

こちらも、今にも日産の歴史を語りかけてくれそうな、

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『ダットサン ロードスター』。昭和11年の車だそうです。

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当時で1750円だったそうな。

ネットで少し調べてみたところ、この時代の公務員の初任給がだいたい75円ぐらいだったそうです。

大まかに、現在の物価と比べて計算してみたところ、

今でいうとざっと450万~500万円ぐらい?

現在の日産車だと、スカイライン350GTのハイブリッドType-P500万円ぐらい。

フェアレディZのバージョンST450万円ぐらいからなので、だいたいその位の感覚でしょうか?

まぁ、当時と今では社会の構造自体が異なるので、簡単に比較はできないのですが…

 

映像作品でおなじみの車も…

正直、外車には詳しくないのですが、

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こちらは知ってます!『トライアンフTR4』ですね。

映画『花より男子・ファイナル』で、つくしと道明寺が、赤いオープンカーで荒野を走るシーンがあったと思うんですが、

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あれが確かトライアンフTR4でしたね。これと同じ型だったはず?

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ちなみに内装はこんな感じ。確かに映画に使いたくなるような、画になるクルマですよね。

そして、

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これも色違いなので、分かりにくいかも?ですが、

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もしかしたら、こちらのリヤビューのほうがピンと来る?

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『ベンツSSK』ルパン3世が昔(アニメ版1stで)乗っていたものと同じ型です。あちらは黄色でしたかね。

これはレプリカですが、

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1928年式のオリジナルでも、当時すでに192キロも出ていたんだそうで…さすがドイツ車といったところです。

ちなみに、このベンツSSKの設計はポルシェ博士だったはず(違っていたらスミマセン!)

他にも、

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この『マツダ バタンコ』は、実際に、今村昌平監督『黒い雨』の撮影に使われたそうですよ。

他にも他にも!

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昭和の時代を描いた映画やドラマには、この『福山自動車時計博物館』に展示されている車たちが、実際によく使われているんだそうですよ。

たとえば『ALWAYS 三丁目の夕日』とか。

皆さんも知らず知らずのうちに、この博物館のクルマたちを、スクリーンでご覧になっていたりするかもです。

 

まだまだたくさんの展示が!

他にも、

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スーパーカー世代には垂涎の『マセラティ・カムシン』

『探偵!ナイトスクープ』で取り上げられた、

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コロナ・マークⅡ

そして、

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現在も販売されている『マツダ キャロル』の元祖!

カエルみたいで可愛い!!

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軽自動車では初めて4サイクルエンジンを搭載した、マツダ360クーペ

このあたりは、やっぱり広島のご当地博物館という感じで、僕のような東京モノには嬉しい展示です。

ちなみにこの360クーペの内装はこんな感じ。

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うーんシンプル!でもスタイリッシュ!!

これらの展示車、すべて乗り込んでもOKなのが素晴らしいです。

運転席に座ってドライビングポジションを取るも良し。

カップルで訪れてトライアンフに乗り、マツジュンと井上真央気分を味わうも良し。

実際、お子さんたちはみんな、運転席に座って大喜びしていましたよ。

本当に素晴らしい博物館だと思いましたね。

 

室内展示されている車はまだまだたくさんありますが。

この、『福山自動車時計博物館』には、もう一つ有名なモノがあるんですよ。

それは…

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ボンネットバスです。屋外に展示されているので、そちらを観に行きましょう!!

 

(つづく)

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