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広島にある『福山自動車時計博物館』に行ってきました!(3)

>パート(1)はこちら<

 

>パート(2)はこちら<

 

広島県福山市にある『福山自動車時計博物館』

館内はクルマ好きの楽園!

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しかも、『のれ!みれ!さわれ!写真撮れ』がココのモットー。

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貴重な旧車にガンガン乗り込めちゃう!

お子さんを運転席に乗せて写真を撮っている、お父さんお母さんたちも多かったですよ。

博物館なのに活気があるって珍しいですよね。幸せな空間!!

そして、

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館の名前の通り、時計もたくさん。

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これはもしかして、今は無きバイクメーカー『インディアン』のノベルティか何かでしょうか?

 

他にも、

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これは昭和のバリカンみたい。手動式?

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こちらは僕にも馴染みがあります。8ミリ映写機ですね。

建物自体、じつはそう大きくはないのですが、中にはクルマ以外にも、昭和ヴィンテージなアイテムがギッシリと詰まっています。

 

そして!この博物館にはもう一つ、有名な展示物があります。

『ボンネットバス』です。

 

屋外駐車場に!

博物館の、道路を挟んで正面に

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屋外展示場がまず一つ。

展示場兼レストア待ちの倉庫といった感じ?

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とはいえ、このテントウ虫さんたちの状態は、そう悪くはなさそうな印象。

 

この隣にも、大きなガレージ兼展示場があって、

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ここに、この博物館の目玉の一つ、

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ボンネットバスが佇んでいました。

 

何台ものボンネットバスが!

とってもキレイな車体!

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迫力ありますね。カッコいいです。

現在、街で普通に見かける“箱型バス”と違い、エンジンルームが運転席よりも前に突き出した形になっています。

エンジンの整備がしやすい、正面からの事故に強いなどの利点もありますが、お客さんを乗せるスペースが狭められる、回転半径の差などを理由に、現在の箱型に取って変わられてしまったそうです。

 

しかし!このレトロなカッコよさが近年再評価されていて、全国各地のイベントなどで、

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こちらのバスは大人気!!ほら、ちゃんとナンバープレートも付いているでしょ?

現在の厳しい排ガス規制などもクリアしていて、ちゃんと公道を走行可能だそうですよ。

他に、レストア待ち(?)っぽいものも含めて、

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何台か出番待ち。

他にも、ちょうどこの日にイベントに貸し出しされ中のものもあったりしたそうです。

滅多にお目にかかれないボンネットバスを、こんなに一度にまとめて見ることができるとは!

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女性のスタッフさんが、仕事の合間に窓を拭き掃除。

実は、この『福山自動車時計博物館』、すさまじくハイレベルな車のレストア技術を持っているそうな。

館内に展示されていた車のコンディションの良さを見ていただければ分かると思います。

現在国内で稼働中のボンネットバスの多くは、ここで再生・修理されたものなんだそうですよ。

技術的なことはもちろん、

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この、ていねいに窓を拭いている女性スタッフさんを見ていると、ここに関わる皆さんの、博物館愛というかクルマ愛というか…ヒシヒシと感じましたね。

 

レストア待ちの名車も…

このバスが停められているガレージには、おそらくただいまレストア待ちの名車たちが、たくさん保管されていました。

ページの許す限り少しだけ紹介。

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おおっと、『いすゞ117クーペ』ですね!!

角目四灯の、最後の117です。ジウジアーロ・デザインの流線美よ!

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お尻が美しいんですけどね…残念。完成を待ちましょう。

 

そして、これはまさかの

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初代・ブルーバードでは!?

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この時代はまだ『ダットサン ブルーバード』ですね。

しかも!1200デラックスって、日本の量産大衆車初の“女性ドライバー向け”に販売されたモデルじゃなかったでしたっけ!?

「ウインカーの音がオルゴールのようなメロディになっていた」って、何かの本で読んだことがある気がするんですが…旧車に詳しい方、機会があれば教えてください!!

 

そしてそして…

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『トヨタ・セラ』ですよ!!

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ガルウィングドアに注目してしまいがち。夏場は暑そう!

 

他にも、レアすぎてよくわからない車たちに挟まれて、

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“街の遊撃手”

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『いすゞジェミニ』も!

まるで、いつかお客さんの前で、その美しい姿を披露する日を夢見る研究生

静かにレストアされるのを待っているかのようでした。

 

クルマ好きの“愛”が詰まった空間!

この『福山自動車時計博物館』元々は個人のコレクターさんが運営する博物館だったそうです。

それを聞いて納得。

『クルマ好きな人による、クルマ好きな人たちのための博物館』

まさに“クルマ愛”に満ち満ちた博物館でした!

今回は紹介しきれませんでしたが、時計や昭和の家電などもたくさん展示されていますので、レトロ・アンティーク好きな方にもオススメです。

“のれ!みれ!さわれ!写真撮れ”がここのモットーですから、小さいお子さん連れでも何も気を遣うことはありません。ファミリーでも楽しめる、ホントに自由で楽しい博物館ですよ!!

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