映像制作のボーダーレスの秘密

福岡支社
福岡支社
ボーダーレスの日常
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

長崎・五島列島名物『かんころもち』が届きました

向井社長から、福岡支社に陣中見舞いが届きました!

P1000635-1

長崎県の五島列島名物『甘古呂餅』です。ご存じでしょうか?『かんころもち』と読みます。お餅の一種です。

意外と知られてないんですよね、僕以外の福岡スタッフはみんな「何それ?」って反応で。あくまで僕の全く個人的な意見ですが。ここで声を大にして言いたい。

“かんころ餅こそが日本最高のスイーツである!”と。

・・・ちょっと言い過ぎ?でも、そのぐらい美味しくて、なんだか懐かしい気分にさせてくれる食べ物なんです。

かんころ餅とは?

『かんころ餅』とは、長崎県の五島列島周辺に古くから伝わる郷土料理です。料理というよりもお菓子ですね。

その名の通り“お餅”なんですが、普通の白い餅とは違って、元から甘い風味が付いています。これは、干したサツマイモが材料として使われているからだそうです。

その昔、島では“もち米”が大変貴重なものだったので、お餅をつく際に干し芋を入れて、量を増やしたというのが始まりだとか。ちなみに、この『かんころ』というのも、五島列島の方言で『干し芋』のことなんだそうです。

かんころ餅の食べ方

袋から取り出すと、中身はこんな感じ。

P1000637-1

緑がかった茶色で、少し弾力のある硬さをしています。これを・・・

P1000639-1

1~2センチぐらいの厚さに切り分けます。そして、

P1000644-1

焼きます。お餅と同じです。

お餅と同じなので、オーブントースターや、ラップに包んでから電子レンジで焼くこともできるのですが、ここでオススメしたいのは、軽く焦げ目を付けるということです。

なので、焦げ目が確認しやすいように、僕はいつも魚焼き用の網を使います。網に引っ付かないように何度も裏返し、箸で押してみて中身まで柔くなっていたら、

P1000648-1

完成!きな粉やバターを付けて食べる人もいるそうですが、そのままでも充分に美味しいです!

かんころ餅を実食!

さて、実食タイムです。

焼きたてですから、とうぜん熱いです!口の中をヤケドしないように気をつけて!

 

口に入れると・・・ホワ~っと素朴な甘さが広がります。砂糖や水あめも練り込んでありますが、基本はサツマイモの味。あまり派手な甘さじゃないのが特徴です。

そして、軽く付けた焦げ目のおかげで、表面はカリッと、中をしっとり柔らかく、しかも香ばしい風味まで楽しめます。優しい甘さ、そして焼けたサツマイモの香りが、こんな感じに自然と顔をほころばせてくれますよ~!

材料が同じなんで、当たり前といえば当たり前なんですが、『お餅』と『焼き芋』を一度に同時に楽しめるという、欲張りでお得なスイーツだと思います。

冷蔵庫で保存すると長持ちする

かんころ餅は、しばらく冷蔵庫に置いておいたりすると、すぐにカチカチに固くなってしまいます。

もちろん焼けば普通に食べられますが、切り分けるのが大変になります。なので、開けたら1~2センチの幅に切り分けて、冷凍庫で保存することをオススメします。

普通のお餅のように、ある程度の長期の冷凍保存も大丈夫。カビも生えにくくなるし、いつでもサッと取り出して焼いて食べられるので、ちょっと甘いものが食べたいなぁ・・・ってときに重宝します。

 

昔は五島列島周辺でしか手に入れることができない“地元のならではの味”だったのですが、今は通販で全国どこでも買うことができますよ。

メーカーによってはヨモギ入りやゴマ風味のものもありますので、興味を持たれた方は是非一度!お取り寄せしてみてくださいませ~!(・ω・)ノシ

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事一覧

魅惑の『県民手帳』【前編】
最強“縁切り”スポット『安井金比羅宮』 【前編】
『かんころ餅』、そして『かんころ飴』