映像制作のボーダーレスの秘密

岡本 良太
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J-POPの原点を訪ねて…『LIVE&喫茶 照和』は今も健在!

今回の『ボーダーレスの秘密』は、昭和世代の皆さんにしか届かないかも?

若い人たちには「なにそれ?」ってな場所かも?

でも、僕ら第二次ベビーブーマー以上の年齢で、若い頃にロックやアートに少しでもカブれた人たちなら、絶対にご存じなはずの、全国的に有名な空間です!

 

それは…ここだ!

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福岡・天神にあるLIVE&喫茶 照和(しょうわ)』!!

 

照和とは?

西鉄天神駅のすぐ近くにある『LIVE&喫茶 照和』

博多にある!?というイメージだったんですが、じつは天神にあったんですよね。

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外観はこんな感じ。となりは眼鏡屋さんです。

 

で、近付いてみると…

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おおっ!いきなり長渕剛さんの凛々しすぎるお姿が!!

昭和世代の熱き音楽ファンなら、もうここでニヤリとされているハズ。

ですが、若い世代の皆さんのために一応念のため紹介しておくと、ここ『照和』は、かつて若いミュージシャンたちにとっての“登竜門”だったという、伝説のライブハウスなんです。

オープンは1970年。45年の歴史の中で、ここから全国に羽ばたいていったミュージシャンは数知れず。井上陽水海援隊甲斐バンドチューリップ長渕剛などなど…アーティスト・バンドの名前を挙げるだけで文字が埋まってしまう!

やがて、彼らの活躍とともに、「西に音楽(当時は主にフォーク)の登竜門があるらしい」という噂が東に東に広まり、『照和』の存在も全国区に。

九州から全国を目指すミュージシャンたちは、「まずこの照和のステージに立つ!」というのを目標にして頑張ったそうです。

 

いよいよ店内に!

お店は地下にあるので、階段を降りていく…

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陽水さんのポスターが。照和で演ってた頃はまだ「アンドレ・カンドレ」だったのかな?

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で、この扉を開けると、

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おぉ、パッと見たかんじは、昭和テイストの普通の喫茶店風。でも、

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いろんなアーティスト・ミュージシャンたちのサインやポスター、

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それと、地下にあるからなのか?それとも年季の染みた壁紙のテイストのせいなのか?なんとなく不良の香りというか、デカダンなムードがお店に漂っています。

でもそこがイイ!!こういうムードの中だからこそ、クリエイティブな、新しいモノが生み出されてきたんじゃないか?と思うのです。

 

これが『照和』のステージ!

そして、数々の伝説を生んだ照和のステージは…

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意外と小さなステージ!?でも、

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ステージのバックにはミュージシャンたちのサインがギッシリ!!

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ビリケンレミオロメンもこのステージに立ったんか!?

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バスドラに刻まれた『照和』の文字も輝かしいドラムセット。お店の方が「座ってもヨカよぉ~」と言って下さったんですが…おそれ多いっす!!

 

あぁ…THE MODSの森山達也もこのステージに立ったんかぁ。まだTHE MOZZ時代かなぁ。

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床に頬をスリスリしたくなります昭和世代!

 

居心地のいい喫茶店でもある『照和』

興奮を抑えて着席。

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有名な『照和ブレンド』。400円です。いい香り!!

 

スタッフのお姉さんが「何か音楽かけましょうか?」と聞いてくださいます。

ここは…長渕か?とも思いましたが、チューリップをリクエスト。

♪真っ赤なクルマでぇ~って、おぉ~!めっちゃポップでロックな「夢中さ君に」ではないか!?

さすが“和製ポール・マッカートニー”!こうやって改めてチューリップの曲を聴くと、財津さんってやっぱり歌が抜群に上手いなぁ、って思います。

 

で、当たり前といえば当たり前なんですけれど、やっぱりライブハウスだから、普通の喫茶店よりも格段に音がイイのだ!

こんな感じで、だいたいいつも「思い出の曲」のリクエストを聞いてくださいます。

で、このリクエストを聞いて下さるお姉さん(長渕剛と同い年だそうです)が話して下さる『照和』の思い出話、これがメチャメチャ楽しいです。いろんなミュージシャンの話を、楽しく明るく教えてくださいます。

 

せっかくなので「写真を撮らせて下さい」とお願いしたら、

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「イヤ~ん恥ずかしい!じゃあ手のひらを…」って(笑)

 

これまで色んな人に写真をお願いしたけれど、『手のひら』だけを撮らせてくださったのはこの方だけ!なんか可愛いっす!!

 

ホントは若い人が行くべき『照和』

 

冒頭に“若い人には届かないかも?”というようなことを書きましたが。

心の中では、若い人たちにこそ訪ねていってもらいたい場所だと思っています、この『照和』。

 

元々ここはレストランとしてオープンするはずだったそう。

それを「若者たちが気軽に、何度でも来れるような場所にしたい!」というオーナーさんの考えで、このようなLive喫茶スタイルになったということです。

 

染みた壁に書き込まれたサインとか、お店に貼られているポスターや切り抜きなんかを見てもらいたいなぁ。

たぶん知らないアーティストばかりでしょうけど、いま皆さんが聴いているJ-POPの源流のひとつであることは間違いありません。

 

で、その壁にこんなものが。

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何っ!?出演者募集だと!?

 

…東京本社の若きチーフディレクターで元バンドマンのフジワラく~ん!

オレもアコギかなんか練習するからさ、いっしょにこの伝説のステージに立たないかい!?(笑)

 

 

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