映像制作のボーダーレスの秘密

岡本 良太
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年末ジャンボ宝くじ、ちょっとだけマジで当ててみたい【その2】

>その【1】はこちら<

 

玄界灘を右手に、福岡市内から車で西へ西へ。

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佐賀県の唐津市には、実はもうひとつ“宝くじのメッカ”があるのです。

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それは、唐津の海に浮かぶ島、高島(たかしま)にある宝当神社(ほうとうじんじゃ)。ここにお参りした人の中から、数多くの“宝くじ高額当選者”が生まれているとのウワサが…

船で高島へ。

地図を見てみると、沖合い2キロほどのところにあります。聞いたところによると、「だいたい1時間もあれば島を一周できるぐらい」だそうです、高島。そう大きくはないみたい。

この島にある宝当神社―― 昔、島の住民が宝くじを買い、試しにこの神社に願掛けしたところ高額の当選を得たそう。そこからこの神社がの噂が広まり、そしてその後もお参りした者の中からも高額な当選が続出…『宝くじにご利益がある神社』として、マニアの間では有名な場所だそうです。名前からしてご利益ありげ。

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島なのでもちろん船で渡るわけですが、渡船乗り場に専用の駐車場はないそうなので、すぐ近くの唐津城の駐車場を利用。

唐津城も見物したいところですが、今回は『ちょっとマジで宝くじを当てたい』なので断念。邪念を捨てて(宝くじで一攫千金を目指している時点ですでに邪念まみれ)、高島に向かうことにしました。

 

唐津城の駐車場に車を停めると、

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『高島・宝当桟橋』の文字…おおお、写真の一部(真ん中ちょっと左下あたり)が紫色になっているではないか。これってまさかオーブってやつか!?

ずっと使っているカメラなのに、こんな色が写り込むなんて初めて。しかも紫って、これはオーブの中でもかなりラッキーカラーだったはず。

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これはもしかしたら大当たりの前兆か?などと期待を膨らませつつ、案内板の指示通りに橋を渡りました。

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橋から見える、あれがおそらく高島行きの渡船でしょう。すぐそこです。

ライバルたちと呉越同舟

橋を渡りきると、

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たもとに小屋が。ここでチケットを買うのかと思いきや、小屋の外をうろうろしていたお兄さんが手売りしていました。

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渡船料は片道大人210円。10億円当たることを思えば安いものです。

ただし、要注意なことが1点!

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渡船の本数はめちゃ少ないです。これはあまり他のサイトなどには記載されていませんので、いちおう念のため。もし宝当神社にお参りするなら夕方16時がラストの便です。そして高島を17時に出る船に乗らないと、その日のうちに帰ってこれなくなる恐れも。

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案内に従って、目の前の桟橋から“ニューたかしま”に乗り込み。

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満席です。島には宝当神社以外には特に観光名所らしきものはなさそうなので、この人たちはほとんどすべて、僕と同じく宝くじの高額当選祈願に行かれるのでしょう。ずばり、ライバルたちです。

一般的に、年末ジャンボ宝くじで1等が当たる確率は2000万分の1といわれています。2000万枚(宝くじ1枚が300円ですから60億円分)購入して、やっと1枚当選という過酷なものです。こんな大勢の人たちでさえ、全国に散らばるライバルたちの、ごくごくごくごく一部でしかないのか…

吉兆、そして不吉な予感?

乗船時間は10分ちょっとぐらいか。

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アッという間に高島へと到着。

船を降りるとすぐ目の前に、

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『歓迎・宝当神社』の文字。どうやら島おこしの目玉になっている模様。

と、その時、お客さんの間からおぉーっ!という歓声が。

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何かと思ったら虹が出ているじゃないか!雨が降ったわけでもないのに。「これ、イイことあるかもですね~」とか「当たるかもしれませんね~!」などと、見ず知らずのライバル同士、吉兆に盛り上がりました。

 

船着場から宝当神社まではすぐそこ、

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歩いて1分の距離なのですが、その前に。

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『宝当袋』を買わないと。いや、別に買わなくてもいいんですけれど、いちおうこの島のしきたりというか言い伝えというか、巾着袋に宝くじを入れ、口を縛らず開けたままお参りし、参拝が済んだら巾着の口を縛るというものがあるそうです。

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カヨねぇさんもこの島に来たんかぁ(九州以外にお住まいの方は“山本華世”でググるべし)…それはそれとして、とりあえず宝当袋を求めて先に進みましょう。

 

見たところ、この島には2軒の売店があるようです。そのどちらも宝当袋を売っているのですが、有名なのは

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この野崎酒店。宝くじマニア(?)の間では有名な“お祈りネコ”がいて、

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飾ってあった写真より抜粋。なんでも、野崎酒店で宝当袋を買うと、このお店で飼われているネコがこんな感じに当選祈願の「お祈りポーズ」をとってくれるんだそう。

しかも、このお祈りを受けた人の中からは、実際に高額当選者が何人も生まれているとか。

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こちらのネコ様が幸運を呼ぶ“リアル招き猫”のフクちゃん。

おおおー、確かに、

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僕の前にこの袋を買ったお客さん、ちょっと近付くだけでネコは笑顔(たぶん)でスリスリ擦り寄ってきてるし。すごいね、プロだね。この愛想の良さよ。

他のお客さんにも、お祈りポーズをとったりはしないまでも、

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じゃれつくように立ち上がったりして…かわいい!

宝当袋のお値段を聞くと2500円也。うー、それならもう500円プラスすれば宝くじを10枚買い足せるではないか。でもせっかくここまで来たんだし、フクちゃんかわいいし、なんせ僕は今回の年末ジャンボに賭けているのだから。

 

お店のお姉さんに2500円払い、僕も宝当袋を購入。さあ、この幸運の招き猫フクちゃんのご利益を僕にもどうかお願い…

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まじかよ、俺のときだけテンション低っ。しかもなぜ目をそむけるの…?

その【3】につづく

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