2年ぐらい前に、和歌山県の高速サービスエリア(紀ノ川だったか?)で食べた、 和歌山ラーメン。
2016/01/19(火)
世界平和大観音像は今…(その2)
すぐ近くの、釜口八幡神社にお参りしたあと、正面に戻って。
写真ではあまり大きさを感じないかも?ですが。
近くで見ると、やはり偉容です。
東京スカイツリーが634メートルもあるので、今ならば100メートルの高さと聞いても「大したことないやん?」と思われるかもしれませんが、この観音像が作られたのは1977年。今からおよそ40年も前のことです。
まあ、もちろん、較べるものでもないのですが、
ニューヨークにある“自由の女神”が、台座からトーチの先まで93メートルと言われていますから、やはりこの平和観音像は巨大です。
ちなみに、この巨大観音像がある『平和観音寺』の敷地内には、
かなり小柄ですが、自由の女神のレプリカもあります…今では木々に覆われてしまい、遠くからでは上半身しか見えない有様ですが。
かなり廃墟化が・・・
正面の赤門。
かなり廃墟化が進んでいるようです。
平和観音寺であることは分かりますが、雑草が生い茂っていますし、
海岸のすぐそばということもあるのでしょうが、建物の傷み具合も激しい…あまり近付かないほうが良さそうです。
“ムチ打ち観音”の異名の元になっている、首周りの展望台。
よく見たら、下部のセメント(?)部分が剥がれてきています。
そして、
噂で聞いていた通り、観音様の左側に穴が…
台風の影響らしいです。
兵庫県・神戸方面ではちょっとしたニュースになったとの事。
実は、この世界平和大観音像、地元では崩落・倒壊の恐れから、一刻も早い撤去を、との声が上がっているそうです。
たしかに、すぐ近くに民家や田畑もあるし、目の前に国道も通っているし。
しかし、撤去にかかる莫大な費用を、誰が、どうやって捻出するのか?などの問題もあり、なかなか話は進まないそうです。
個人的には、子供の頃から見ていたこの巨大観音像がなくなるのは寂しいのですが、確かに、久しぶりにこうやって間近で見てみると、やっぱり危ないから撤去も仕方ないと思ったりもします…。
そのほかの建物も…
巨大な観音像と並んで、目玉の一つだった
“十重の塔”も、ネットが張り巡らされて痛々しい姿に。
この十重の塔のすぐ側にはレストラン(年末だったので、営業しているのかどうかの確認は取れなかったのですが)、そして、そのすぐ横を国道28号線が。
たしかに、僕のノスタルジーなんて戯言。
地元に住んでいる人たちからすれば、危なっかしくて仕方ないでしょう。
これはやはり、一刻も早く撤去すべきなのかも…?でも、莫大なお金が掛かることですし…