映像制作のボーダーレスの秘密

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織田信長が神様!京都の『建勲神社』(前編)

明けましておめでとうございます。

2017年もボーダーレスは攻めの姿勢を!ということで、今回は初詣も兼ねて、京都にある建勲神社のお話を。

あの織田信長公をお祀りしている神社です。

正確には「たけいさお じんじゃ」ですが…

建勲神社はこの辺り。金閣寺からもそう遠くはないところにあります。


一般的には「けんくん じんじゃ」と呼ばれていますが、正式には「たけいさお じんじゃ」なのだそうです。

日本で生まれた『神道』に関わりの深いものは、以前に紹介した出雲大社のように(“たいしゃ”ではなく“おおやしろ”が本来の呼び方)、日本語を漢字に当てた“訓読み”になる場合が多いようです。

ですが、長い年月の間に外国の宗教である仏教との交わりも深くなっていき、現在はその違いも曖昧になっています。

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最寄りのJR円町(えんまち)駅。ここの駅員さんも「けんくん」と呼んでおられました。建勲神社まではここからバスで向かいます。

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目指す停留所は『建勲神社前』。京都駅からもバスは出ているみたいですが、市内の交通渋滞を避けたくて円町から乗ることにしました。

…そうそう、京都観光される方に。

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このような、500円でバス乗り放題(ただし、ある程度エリアは限定されますが)のパスや、1200円で地下鉄も1日自由に乗り降りできるようになる『京都観光一日乗車券』という、お得なサービスもあります。

どちらも大きな駅ならば大抵取り扱っています。観光したい場所と照らし合わせつつ利用してみては?お財布にも優しいですし、小銭の準備もいらなくなるのでとっても便利ですよ!

建勲神社前に

円町駅からバスに乗って15分ぐらい?

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『建勲神社前』というバス停で下車。京都のエリア的にはぎりぎり“西陣(にしじん)”と呼ばれる辺りでしょうか。

ちなみに、西陣というのは正式な地名ではありません。戦国時代の幕開けとなった『応仁の乱』の際に、「西軍が陣地を構えたところ周辺」だというのを聞いたことがありますが、

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このあたりの土地の区分は、本物の京都人でないとちょっと分かり辛い…京都府民以外は立ち入りきれないところです。

バス停の前には、いかにも京都の風情溢れる

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お漬物屋さん。京漬物ですよ。

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こちらにも。いいですね、買って帰りたい!白いご飯のおかずにも、お茶漬けの添え物にも。そして日本酒の肴にも最高です、京漬物。

いわゆる京都の観光地然とはしていない、どちらかというと住宅地っぽいというか、下町っぽい雰囲気です、この『建勲神社前』周辺って。

で、そんなお漬物屋さんなどに気を取られてつつキョロキョロしていると、

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ちょっと逆光気味で見にくいかもですが、辻に建てられている石の標示に『建勲神社』の文字。神社のすぐ近くでよく見かけますよね。正しくは『社号標(しゃごうひょう)』というそうです。

これが建っているということは、神社はすぐ近くにあるということでしょう。おそらくはこの道の先に目指す建勲神社があるはずです。

見事な大鳥居

バス道から一本スジを入っただけで、

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本当に普通の住宅街といった感じ。お店らしきものも見当たりません。

横道の路地を覗くと、

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奥のほうは普通に今どきのお家ですが、手前のものはいわゆる“京町家”でしょう。風情があっていい感じ。静けさが染みる古都の下町。

とはいえ、上の写真を2枚とも見ていただいて分かる通り、たまーに車が通るぐらいで、人の姿は全くといっていいほど見えません。静かすぎます…本当に、あの魔王と恐れられた織田信長公を祀る神社が、寂しささえ感じてしまいそうなこの街の中に?

などと、少々不安になりかけた時、目の前に

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どーんと巨大な鳥居。大きいです!

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間違いなくここが建勲神社です。いよいよ到着。

しかし…見れば見るほど素晴らしい大鳥居です。これほどまでに見事な鳥居って、そうそう見られるものではないのでは?

(つづく)

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