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釣ったテナガエビを食べたい!

前々回、そして前回とテナガエビ釣りのお話をしてきたわけですが…

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食べてみたいですよね。新鮮な獲物を美味しくいただける、これもまた釣り人の特権というものでしょう!!

活かしたまま持ち帰り

魚の場合は、釣ったその場で“締めて”持って帰るのが普通ですが、

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テナガエビは“活かしたまま”持って帰るのが一般的。【前編】のときに紹介した電池式のエアポンプが必要になってくるのはこのためです。

エビは死んだらすぐに身が傷みはじめますし、それに川底に棲んでいますから、泥を吐かせるというか、『砂抜き』したほうが良いです。シジミと同じ。

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川で汲んできた水を捨てて、きれいな水道水に換えてしばらく放置。この間もエアポンプでブクブクと空気を送り込んでおきましょう。酸欠に弱い生き物です。

ここでひとつ、大事な大事なポイントを。

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テナガエビの名前の元となっているこの長い腕、大切に残しておきましょう!ちぎったりしてはダメです!

ちょっと手荒に扱うと、すぐに折れたり抜けたりしてしまうので注意。料理にもよると思いますが、この腕の部分が美味しいんです!!

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30分から1時間おきぐらいに、こまめに新しい水道水と入れ換えながら砂抜き…本やネットなどには「ひと晩じゅう」とか「1~2日間」なんて書かれていたりもしますが、僕は3時間ぐらいにしておきました。水道水のカルキに当たって死んだり、共食いとかされたらイヤなんで。

 

砂抜きをしている間に、ボウルなどの容器に『日本酒』をなみなみと注いだものを用意しておきます。

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日本酒だけでも大丈夫みたいですが、僕は寿司屋でバイトしていたときに教わった“酒塩”を用意。荒塩を一掴みぐらい日本酒に混ぜておきました。こちらのほうがヌメリや臭みも取れそうなので。

で、3時間ほど砂抜きした、生きたままのテナガエビを、

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ザルに移し、軽く流水ですすいだら…

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先ほどの、日本酒をなみなみ注いだ容器の中に一気に投入…エビ、めっちゃ苦しそうに大暴れします。まさに阿鼻叫喚の地獄絵図。はっきり言って残酷すぎるシーン。

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すぐにフタをしましょう。酒もエビも飛び出してしまいますので。

鮮度を保ちつつ息を止める、いわゆる『締める』という作業なのですが。今どきの子供なら、これを見ただけで引いてしまうか泣き叫んでしまうかもしれません。しかし、これこそが人間の“業”というもの。感謝して、美味しくいただくのが礼儀…

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エビが暴れて跳ね飛ばすお酒で、台所は一瞬にしてこの有様。奥さまの逆鱗に触れて夫婦間地獄絵図、ということも充分に考えられますので、すぐにフタをすべきかと。

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3分もすれば完全に動かなくなって、締まった状態に。

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荒塩でゴシゴシと擦って、表面のヌメリを取り除きます。ただし!力を入れすぎないように。腕がちぎれてしまいます。僕はお酒に塩を入れていたので、荒塩でそっと撫でる程度に止めておきました。

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荒塩を流水で洗い流し、キッチンペーパーの上で水分を切ります。これでテナガエビの下ごしらえ完了。さて、どう料理しましょうか…?

シンプルな「素揚げ」で

せっかくブログで紹介するのだから、ちょっとだけ手の込んだ料理を…たとえばエビチリとか?も少し考えたのですが。昼間の釣りで少し疲れていましたし、なにより一刻も早く食べたいし。

ということで、今回は『テナガエビの素揚げ』を作ることに。

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油がハネたらイヤなので、よーく水分を切って。

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エビは尻尾に水が溜まりやすいので、特に念入りに。本当は切れ込みとか入れるべきなのでしょうけれど、まあ僕が一人で料理して食べるのだからと省略。

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で、くどいようですが。テナガエビの所以たる、この長い腕と爪は絶対に残しておくこと!素揚げにするなら尚更です。

水気をよく切ったら油に…

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なんともいえない音と香りが台所いっぱいに広がるって!

ここからはいわゆる普通の“エビの素揚げ”ですが…個人的には、寄生虫とか怖いので、時間をかけてゆっくり揚げるべきかと。河口付近で釣ってきたとはいえ、淡水の生き物ですから「新鮮だから生でも食べられる」というわけにはいかないと思います。

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しっかり加熱すれば全く問題なし。ゆっくりじっくり、中まで熱を通して完成。香ばしい匂いが、食欲そして“ビール欲”をビシビシ刺激してくるのだった…!

簡単に「まとめ」を

ということで、テナガエビを釣ってからの簡単なまとめを。

ただし、釣った獲物をどうするのかは各人の自由ですし、やり方もいろいろとありますので、あくまでも参考程度にどうぞ。

 

活かしたまま持ち帰る

鮮度を保つためにも、砂抜きをするためにも、やはり生かしたまま持ち帰るほうがよいと思います。【前編】で紹介したように、フタの閉まる入れ物とエアポンプがあると便利です。

 

腕は折らない、ちぎらない

素揚げにするなら絶対です。めっちゃクリスピー!ぜんぜん硬くないですし、いちばん美味しいところではないかと。細長い腕はすぐにちぎれたり折れたりするので細心の注意を払うべきでしょう。

 

砂抜きは数時間から半日ぐらいを目安に

以前に別の川で釣ったテナガエビは3時間ぐらいの砂抜きで充分だったのですが、今回は多少ドロ臭さが残っていました。川の底が砂地か泥質かでも変わるでしょうし、エビの体内に残る未消化物にもよるでしょうし。

一概には言えないですが、ひと晩ぐらいは少なくとも砂抜きに費やしてもいいかと。ただし、テナガエビは意外とデリケートですし、共食いする恐れもあるので、長時間放置しておくのはあまりオススメしません。

 

日本酒に浸けて“締める”ときは、すぐにフタを閉められるように!

本文に書いてある通り、とにかく大暴れします。周囲が酒まみれにもなりますし、エビが飛び出して腕がちぎれたりすることもあるので、すぐにフタできるよう準備しておきましょう。

悶え苦しみながら息を引き取るエビの姿は、はっきりいって惨たらしいです。大人でも夢に出てきそうな感じ。PG12指定ぐらいは充分な残酷シーンです。小さいお子さんに見せる場合は要注意かも。

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軽くレモン塩だけで。最初はビールだったんですけれど、少し泥臭さが残っていたので、途中から芋焼酎にチェンジ。ああ、なんて旨いんだろ。

6月~7月ごろがちょうどテナガエビの旬らしいですよ。よく釣れる時期でもありますし、一年で一番美味しいシーズンでもあります。雨が上がったら近所の川に行ってみてはいかが?

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