映像制作のボーダーレスの秘密

福岡支社
福岡支社
ご当地情報・九州編
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

焼酎100円!しかも『自主申告制』のお店

ボーダーレス福岡支社から歩いて10分ちょっとぐらい?のところにある、

P1110643-1

この居酒屋さん。看板をよく見てみると、

P1110644-1

『焼酎一杯 百円 自主申告の文字が。前を通るたびに気になっていたんですよね。

「以前、全国ネットのバラエティ番組でも紹介されていましたよ。」と、仕事仲間に言われて、あぁ、そういえば見たかも?と、少し思い出したりもしたのですが。

中がどんな状況なのかまでは覚えていないし、しかも、番組では常連さんらしき芸人さんの案内というテイだったはず。僕らのような“一見さん”でも本当に1杯100円、しかも『自己申告』が通るものなのか…

しかもその『自己申告』って、どういう風にやるの?

『第三共進丸』へ…

日も暮れて、いよいよ前から行ってみたかった、

P1110638-1

『第三共進丸』へ、勇気を振り絞って。一見さんでも大丈夫かなぁ?

看板にもしっかりと、

P1110641-1

年季の入った『焼酎一杯 百円 “自主申告”の文字。

おそるおそるドアを開けてみると、「いらっしゃい!!奥の座敷どうぞ~」と店員さんの明るい声。よかった~!常連さんだけのお店じゃなく、一見さんも大歓迎みたい。

P1110111-1

お店の中はこんな雰囲気。

P1110116-1

P1110028-1

ほぼ海の幸オンリーの居酒屋さんみたいです。考えたら、ここは『長浜』という、福岡の中央卸売市場のすぐ近く。獲れたての、九州中の旨い魚が集まる前線基地でもありますね。

そして、やはり目が行く・・・

P1110024-1

水槽に悠々と泳ぐ、活きたイカ!!

P1110023-1

ちょっとガラスが曇っていますが…旨そうというよりも美しい!!「さっきまではもうちょっとおったバイ」と常連さん。

獲れたて、というよりも、これは獲れる直前の新鮮さをそのままいただける!?

まずは魚を…

1杯100円の焼酎の前に、まずはビールで乾杯しつつ、

P1110071-1

美味しい海の幸を。

P1110075-1

キビナゴ。九州以外では珍しいかも?鹿児島では定番のアテだそう。

P1110085-1

アラカブの煮付け。関西ではガシラ、一般的にはカサゴかな?

PICT_20151117_214038-1

福岡では、煮魚の炊き合せに豆腐というのが定番なのでしょうか?他の魚料理屋さんでもけっこうよく見かけます。これがとても美味い!!

そして、この『第三共進丸』オリジナルの

P1110038-1

海鮮シュウマイ。ひと口サイズで超おいしい!!

ビールで喉を潤しつつ、新鮮海の幸に舌鼓を打ちつつ…さて、次はいよいよ焼酎!一杯100円の焼酎を!!

これが噂の100円焼酎!

お店の大将に「あの…焼酎を」と声を掛けると、「水割り?お湯割り?どっちすっとぉー?」とのお声が。

氷と水差しが運ばれてきて、「どれでも好きなもんば飲みぃ。」と指を差す方向に…

PICT_20151117_211531-1

出たっ!スゲえっす!!なんか笑けてきます。

PICT_20151117_211504-1

これがウワサの『1杯100円』焼酎ですね。どれもこれも普通の焼酎。居酒屋さんなら1杯500円ぐらいのメジャーな銘柄ばかりじゃないですか。

大将も常連さんも「何本でも自分の席に持って行きー。飲み比べせんばね。」なんて、粋なお言葉。看板に偽りなし!ハナっから焼酎のお会計に関心なしなのでしょうか(笑)

 

P1110110-1

あとはもう、焼酎の味比べという名目で、

PICT_20151117_213917-1

自分の席に一升ビン持ち込み、木挽、おいしいですよね!?」とか、「僕は麦も好きだから、二階堂かな?」とか、鍛高譚はサッパリしててクチが変わりますよね~!」etc...

水と焼酎の割合も自由自在!濃い水割りを作っても100円です(笑)

他府県の方も遠慮なくどうぞ!

P1110101-1

おいしい肴を頂きつつ、100円の焼酎をガバガバと飲み比べして、

P1110047-1

これ珍しいでしょ?“めんたいカラスミ”。明太子とカラスミを和えて食べます。焼酎にとってもよく合う!!

 

そうこうしているうちにお会計を。

大将「何杯飲んだとぉ?」

ぼく「だいたい6杯ぐらいかなぁ?」

大将「じゃあだいたい600円ぐらい、と。」

…とても居酒屋でのお会計の会話とは思えません(笑)。

 

『第三共進丸』、思っていた以上に自由度高し!常連さんもみなさん優しいですし。天神からもそう遠くないし、他府県からお見えになられた方も、気兼ね遠慮なくノレンをくぐってみてくださいね!!

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事一覧

廃墟―魚雷発射試験場跡【後編】
阿蘇神社 (その2)
福岡県民がガチでオススメするラーメン屋さんvol.2