映像制作のボーダーレスの秘密

福岡支社
福岡支社
ご当地情報・九州編
LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

福岡県民がガチでオススメするラーメン屋さんvol.10

ちょくちょく見かける、『ツウが選ぶ、福岡の美味しいラーメン屋さんTOP10』などを目にしては、「なんでこんな店が選ばれるかねぇ?そのツウとやらの顔見てみたかぁ!」などと思うだけではなく、ついつい口に出してしまうのが、われわれ福岡県民。

じゃあ実際に、福岡に住んでいる人たちに「あなたが美味しいと思うラーメン屋さんを、独断と偏見、かつガチで教えてください」と尋ねてみたら、一体どんなお店が紹介されるのか…?を調べ続けて、早やもう第10弾ですか!?

博多 元気一番!

まずは、いつも仕事でお世話になっているUさん。本社が外資系ということで、顔写真は「いちおう仕事が絡んどーばってん、許可取るのメンドくさかっ」って、そりゃそうですね。

では、Uさんの姿の代わりに、お好きな写真を何でもいいですから1枚お願いしますと頼んだところ、

DSC_0090-0987

まあ、福岡市民なら誰でも知っている、非常に公共性の高い風景写真ですが。これでいいのですか?そういえばUさんに似てなくもない…かも?

そんなUさんにオススメのラーメン屋さんを尋ねたところ…

 

「そういうことなら、博多の“元気一杯”やねー。」

 

出た。出ました出ました。こういうコトをやっている以上、そのうち名前が出てくるとは思っていましたけれど。

『看板やノレンは無し。店先の青いバケツが目印』 『店内での私語禁止』 『携帯・スマホ触るの禁止』 『ラーメンが届く前に高菜食べるの禁止』などなど…

ルールを破ると追い出されるとか、されないとか、そんなウワサを耳にする有名店。。。コワいですよ!怒られるに決まってるじゃないですか!!

Uさん「実際はウワサほど恐くはなかよ(笑)でも、写真は絶対に撮らせてくれんけんねー。じゃあ、春吉あたりにある、2号店だか姉妹店だかに行ってみんね?そっちはまだマイルドな接客態度らしい…行ったことないけん、よくは知らんけど(笑)」

P1300989-098

春吉というよりも、柳橋連合市場のすぐ近くといったほうが分かりやすいかも。『博多元気一番!』。たぶんここでしょ?本当にあるじゃないか・・・

P1300994-0987

『元気一杯直伝』という、恐ろしい文字が。どのあたりまで直伝してもらっているのでしょうか。お店のルールやしきたりも受領済みなんてことは…

P1300995-0987

ウワサの青バケツも吊るしてあるではないか!?もう、怒鳴られる空気が店頭からビンビン。大丈夫かぁ?“マイルドな接客態度”って、誰から聞いたんだろUさん…行きたくないなぁ、正直。。。

ビビリながらも覚悟を決め、ドアを開け、食券購入しラーメンを注文。

P1300988-0987

オーダーを取りにきた店員さんに、「あっ、あっ、あのー、こっ、こちらのラーメンの写真を撮らせていただいて、ブログに載せたりしても…あっ、ひっ、非常に大したことない、人畜無害などーでもいいブログなんですけれど」と、必要以上にへりくだり過剰にお尋ねしてみる…

すると、若いお兄ちゃん店員さん、爽やかな笑顔とともに「ははは(笑)ここは本店とは違いますから。大丈夫ですよ、どんどん写真撮ってくださいね!」って、良かった~!!今回で10回目を迎えるガチラーメン企画始まって以来の緊張でした。

P1300973-0987

と、こちらがその『博多元気一番』のラーメン。もう純白に近いような白色。もちろん豚骨なんでしょうけれど、あの独特の香りがしないんですよね。不思議!

P1300976-0987

当然の細麺。でも、他のお店よりも若干太いような。コシも楽しめるわけで、個人的にはこのくらいの太さがあったほうが嬉しいかも。

そしてそして、元気といえば、

P1300979-0987

スープ。本店(?)のほうには行ったことないんですが(恐くて近寄れない)、“奇跡のスープ”とか“幻のスープ”とか、いろんな噂も納得です。とってもクリーミー。でも、ドロっとしているわけではなく、サラサラしていて、しかもクリーミーという、こちらも不思議な感じ。

そして、分かりやすく言えば濃い味なんですが、風味が濃いというよりも旨味が濃いというか。確かに、ちょっと他には例が見当たらないようなスープです。

P1300974-0987

そしてそして、高菜。自家製だそうです。食券を買うときに、ラーメンの種類とこの高菜の辛さを選びます。今回は中辛をチョイス。

ゴマもトッピングして。こちらの高菜は辛い目な味付けなんだそうで、オーダー時には注意が必要。僕は辛党なんで、今回チョイスした中辛でも問題なし。

P1300981-0987

近ごろは全国的に『博多風とんこつラーメン』の店が増えていて、トッピングの高菜もポピュラーになりつつあるようですが。たとえばvol.1で紹介した『紅(くれない)』とか、vol.6の『ラーメン住吉亭』、そしてこの『元気一番』のような、本当に美味しい自家製の高菜を、全国の皆さんに一度味わってもらいたいと思うのです。もう全然違いますから!!

博多元気一番!柳橋本店

福岡市中央区春吉1丁目1-1

(福岡では有名な『柳橋連合市場』の入り口すぐ近くです)

とにかく、本当にこちらはマイルド接客で安心しました!店内も明るくて居心地いいし、一見さんも歓迎してくださいます。今度東京本社から誰か出張してきたら、この元気一番に連れて来ようっと!!

海豚や(いるかや) 大橋店

先日、髪をカットしてくれた美容師のKさん。“~さん”というよりも“~くん”と呼びたくなるような、爽やか好青年テイスト滲み出し中。

DSC_3755-098

鏡越しに写真を1枚パチリと。話しやすい方だったので、髪を切ってもらいながら、すかさずオススメのラーメン屋さんをアスク。

Kさん「最近よく行ってるのは、大橋にある“海豚や(いるかや)”というお店ですね。とっても美味しいですし、夜遅くまで開いてるのも嬉しいんですよ。」

P1310087-0987

Vol.8で紹介した、福岡では珍しい二郎インスパイア系『らーめん大』の2軒隣ぐらいにあるお店です。その時にも少し書きましたが、西鉄大橋駅付近は密かに静かにラーメン激戦区。何軒ものラーメン屋さんが、それぞれ個性を生かしてシノギを削っています。

P1310082-098

そんな中、こちら『海豚や』さんは深夜3時までの営業と、豚骨醤油味がウリのようです。店内はお客さんでいっぱい。行列が表までハミ出してるという感じではなくて、ほぼ満席のお客さんが動かない様子。

P13100799-0987

カウンターに空きがあったので入店。なるほど。夜はラーメン居酒屋になるのですね。

お客さんが多かったので店内の写真は控えましたが、お酒の種類もおつまみメニューも充実していました。

P1310065-0987

そんなわけで、写真もゆっくり撮ること叶わずでしたが、こちらが『海豚や』のラーメン。看板に書いてあった通り、

P1310073-0987

豚骨醤油スープ。嬉しいですよ。福岡にいるとどうしてもド豚骨のラーメンを食べることが多いので、たまに違うテイストはありがたい!

P1310070-0987

おなじみ細麺。ですが、ここも他の博多・長浜系に比べると、若干太めっぽいかも。食感がしっかり感じられて、これまた嬉しいおもてなしです。

P1310067-0987

で、ノーマルなラーメンなのに、トッピングが少し凝っているんですよね。チャーシューは厚め、刻みネギの他にホウレン草かな?そして、真ん中にウズラの玉子。なんだか得した感じ!

P1310069-09876

鉢も凝ってて可愛いです。居酒屋メニューも充実している『海豚や』ですが、チャーシュー丼や玉子かけご飯などの、ごはん物の種類も豊富。ここ大橋駅周辺は学生街でもありますから、お腹を空かせた若者たちの強力な味方でもあるんでしょうね。

海豚や 大橋店

福岡市南区大橋2-12-12

(西鉄電車の大橋駅西口を南東へ、歩いてすぐです)

ほぼ満席状態の店内、賑やかなお客さんたちの会話に耳を傾けてみると、九州各地のいろんな方言が飛び交っていましたよ。これ、本州の人たちはちゃんと聞き分けられるのでしょうか?いかにも学生街のラーメン+居酒屋さんだなぁと感じたのでした。

(本文中に紹介したメニュー・価格・営業時間等は、2017年9月のものです)

 

ガチラーメン・BACK NUMBER

>vol.1<           >vol.2<

 

>vol.3<          >vol.4<

 

>vol.5<          >vol.6<

 

>vol.7<    >vol.8<

 

>vol.9<

 

『福岡に阪神タイガースを愛してやまないラーメン屋があった!』

LINEで送る
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事一覧

“日本最古”と言われている神社(その3)
涼しさを求めて『ペンギン水族館』に(1)
小学校の頃に習った『出島』って、こんなトコロでした(2)